ひとつの朝
補欠だった世界選手権が終わった翌日朝にケヴィンのInstagramの投稿。
バンクーバーのKitsilano Beachの水平線。
美しい写真と「New horizons」の一言。
ケヴィンらしいファンへのメッセージ。
私もこんなふうに一言で多くを伝えられるようになりたいけれど、やっぱり書きたいことが多すぎて、ダラダラと書いてしまう。
複数形の「horizons」には、「視野」とか「展望」という意味があるそうです。
終わりではなく始まり。
目の前に大海原が広がっている。
ナショナルから、四大陸からもう2か月。
もう彼は前に歩き出している。
淋しくないと言えば大嘘で、
淋しさ半分、でも嬉しさと期待が半分。
私もこの1年、カナダにこそ行けなかったけれど、自分のできる限り全力で応援できたので、思い残すことは何もありません。最後にすばらしい演技を目の前で見ることができて幸せでした。
これからどのような道に進むのかわからないけれど、セカンドライフに幸あれ。
もちろん彼がずっとショーやコーチや解説などの形でスケートに関わり続けてくれることを願ってはいるけれど、外交の道であっても、あるいは別の道であっても、どんな道であっても、幸せな人生となることを願っています。
ケヴィンのインスタの写真を見て、元合唱クラスタの私はこの歌を思い出しました。
「朝」「海」をモチーフに「旅立ち」を歌った曲です。
ケヴィンの写真、この歌のように「両腕を翼に飛び立とう」としているように見えませんか?
ひとつの朝 片岡輝作詞
いま 目の前に ひとつの朝
まぶしい光の洪水に
世界が 沈まないうちに
さあ 箱船にのって 旅立とう
あのノアたちのように 旅立とう
たとえば 涙に 別れること
たとえば 勇気と 知り合うこと
たとえば 愛を 語ること
ときには 孤独と 向きあうこと
旅立ちは いくつもの出会い
いま 目の前に ひとつの海
さかまく怒濤の攻撃に
船が 砕けないうちに
さあ 両腕を翼に 飛び立とう
あの鳥たちのように 飛び立とう
はばたけ明日へ まだ見ぬ大地へ
新しい大地へ
まだ見ぬ新しい大地へ
生きる喜びを
広がる自由を求めて
0コメント