待ちに待ったNHK杯 in 広島。
私は仕事や交通手段の問題でどうしても時間を合わせられず現地観戦を諦めましたが、
たくさんのファンの方が現地に向かわれていたので、Twitterの現地レポを読みながら私も心だけは広島へ。
そこには、女子は神大会、男子は大自爆大会という幾度となく見た風景が…😓
会場はだいぶ暖かかったようで、氷がやわらかかったのではないかという話もありました。
さて、ケヴィンですが、NHK杯の直前に、インスタでunfortunateなニュースが。
著作権の問題で、二ノ国を滑れなくなってしまったとのこと。
「もうすでにスケアメでも滑っているのになぜこのタイミングだったのか」と疑問に思いましたが、いろいろ調べると、日本国内ではアマチュア競技であれば通常は使用許可は不要だけど、放送するかしないか、国内で放送するかしないか等によって、かなり複雑なようです。
クロノの時の時のことを考えても、ケヴィン側の手続きに落ち度はなかったと思っています。ただ、フィギュアスケートという種目の特性上、ハードな編集が必要になるので、勝手に編集されない権利、勝手に演奏されない権利、それが著作権というものですから、権利者の意思が最大限尊重されなければならないことは言うまでもありません。
いずれにせよ、大会直前というこのタイミングで曲変更は大変なこと。過去プロを使うにしても30秒短縮しなければなりません。代わりのプログラムは2011年以来のクロノ・トリガーで、ケヴィンの日本のファンへの思いがほんとうにうれしく思いました。
CBCから、大会前のインタビューです。
SP
ううーん、ジャンプが決まらない。
ステップは音楽に乗ってとてもよかったのですが(なのにレベル2とは…😞)
やっぱり直前のドタバタで、調整がうまく行かなかったのでしょう…。
FP
2011年以来のクロノ。
懐かしい大好き💕
比較のために旧プロも置いておきます。
元のクロノプロが非常に完成されたプロ(クロノファンの愛を詰め込んだ珠玉の名曲メドレー)だったので、これ以上どこを削るんだと思っていましたが、まあ、やっぱりそこしかないよね…。
新旧比較すると、30秒短縮したことで、どれくらいハードになったかよく分かります。
本当に休む暇がなくなった…。
ジャンプが決まらなかったけれど、
ステップのフットワークがずっと軽やかになっていて、この間の成長を感じさせます。
変拍子にもなんのそのの日本の観客もすごい。
フィニッシュ後は、安堵の表情。
そして、日本のお客さんに丁寧にあいさつ。
直前に曲が使えなくなるというトラブルの中、
一生懸命間に合わせて日本にきてくれて本当にありがとう。
ケヴィンのインタビューが少し載っています。芸術面では自分の思っていた演技ができたのですね!!
“There are some positives I can take from this week,” said Reynolds. “I was able to perform the programs artistically the way I was hoping but the jumps were not where they needed to be.”
今シーズン(も)なかなか努力が報われてくれないケヴィン。
でも、彼は今までもずっと諦めず、ずっと挑み続けて、
大阪4CCや去年の4CCみたいなミラクルを起こしてくれた。
だから、ケヴィンが諦めない限り、私も諦めないで応援し続けます。
これからナショナルに向けて、落ち着いていい練習ができますように。
悔いなくこのシーズンを終えられますように。
なお、解説あり/なしの動画がNHKの公式サイトで公開されています。
https://www.nhk.or.jp/figure/entries/athlete.html?ev_id=1&at_id=101
その他はモーメントにまとめています
https://twitter.com/i/moments/1037876776276393984